80代の父に運転をやめてほしい。でも私は子どもの頃から父が苦手だった。⑪

父と娘

白内障手術は無事終了。それでも私たちの不安は消えない

先日、父は右目の白内障手術を受けました。

私はまだ父本人とは話していませんが、母の話によると手術は無事に終わり、今のところ経過も順調とのことです。

父は不満があればすぐ口にする人です。

その父が特に何も言っていないということは、手術結果にはそれなりに満足しているのだと思います。

まだ回復途中

ただ、白内障手術は終わったらそれで終わりというわけではないようです。

術後、状態が安定するまでは1か月ほどかかるとのこと。

さらに右目の手術から2週間後には左目の手術も予定されています。

つまり、まだ治療の途中です。

父自身もそのことは理解しているようで、

「手術は終わったけれど、まだ回復途中」

という認識でいるようです。

父なりに頑張っている

母が感心していたのは、術後の父の様子でした。

決められた時間に、決められた目薬をきちんと点眼しているそうです。

しかもかなり真面目に。

父は昔から、自分が必要だと思ったことにはきちんと取り組むところがあります。

今回は、

「まだ回復していない」

「早く良くなりたい」

という気持ちがあるのでしょう。

だから医師から指示された点眼もしっかり続けているようです。

母と私も、

「そこは素直に認めてあげないとね」

という話になりました。

今はおとなしくしている

今のところ、父は比較的おとなしく過ごしているようです。

車に乗ろうとしている様子もないとのこと。

今の父の関心は、

「目をしっかり回復させること」

に向いているようです。

だから今は落ち着いているのだと思います。

ただ、不安はその先にある

母とも話したのですが、私たちが心配しているのは今ではありません。

むしろこれからです。

右目が落ち着き、

左目の手術も終わり、

父自身が

「もう大丈夫だ」

と思い始めた時。

その時が一番心配です。

きっと父は、

「よく見えるようになった」

と感じるでしょう。

そして、その先には運転があるような気がしています。

最近はあまり期待していない

以前の私は、

病状を理解してくれれば、

体の変化を感じてくれれば、

運転について考え直してくれるかもしれない、

そんな期待を持っていました。

でも今は少し違います。

父は父なりに考えています。

その上で、

「まだ運転できる」

という結論にたどり着いているのでしょう。

それを私が変えることは、もう難しいのかもしれません。

今願っていること

だから今の私の願いはシンプルです。

事故を起こさないでほしい。

誰かを巻き込まないでほしい。

それだけです。

もちろん本音を言えば運転はやめてほしい。

でも父を変えることは難しい

本当に怖いのは1〜2か月後

今は比較的穏やかな時間が流れています。

でも母も私も、

本当に怖いのは1〜2か月後だと思っています。

両目の手術が終わり、

視力が落ち着き、

父自身が回復を実感した時。

その時に何が起きるのか。

正直なところ、その時期が思ったより早く来てしまうことも心配しています。

今はまだ静かです。

でも、この静けさが長く続くとはあまり思っていません。

だからこそ今は、父が真面目に点眼を続けている姿を少しだけ前向きに受け止めながら、次に来るかもしれない難しい時期に備えようと思っています。

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